2022年7月いっぱいで翻訳者4年目を終了し5年目に突入しました。昨年同様振り返りも含めて年収について書きたいと思います。ゲーム翻訳者を目指している方は参考にしてください。
4年目の年収
翻訳者になって4年目の年収はズバリ535万円でした。1年目が43万円だったのを思い出すと感慨深いものがあります。
今ざっと調べてみたところ、29歳の平均年収は404万円とあるので平均よりは多いようです。昨年より100万円以上アップした要因は、毎月同じゲームの翻訳を安定的に5~8万字程度受けるようになったからでしょうか。あとレートも3年目より若干アップしました。
毎月安定して仕事を受けているといっても毎月安定して納品できるわけではないので、やはり月別の売上にはムラがあります。4年目は最高で月70万、最低で月16万弱でした。ですが私の場合春節や国慶節だからといって仕事がなくなることはありません。中国の長期休み前に案件をもらうことが多いからです。
というより私の肌感だとゲーム翻訳は春節が近づくと案件の難易度がかなり上がると思っています。なぜなら春節イベントのストーリーは中国文化をゴリゴリに押し出してくるため、ライターが勝手に創作した訳のわからない詩などが頻出だからです。こういったものは、クライアントに質問しても担当が答えられず、担当がさらにライターに問い合わせて回答までにかなり時間がかかる、回答が来てもなんでそうなるねん翻訳できるわけねぇだろ的なのが多いので、普段の1.5倍以上は時間が取られます。
私が経験した過去最も大変だった仕事もやはり春節に受けた仕事でして、その時はアイテム名を300個くらい翻訳したのですが、そのアイテム名が勝手に創作された詩ばかりで本当に泣きながら訳した記憶があります。
話はそれてしまいましたが、つまりはそれだけ大変でも5年目も頑張りますと言いたいです。
5年目の目標
5年目はとりあえず年収600万円を目指したいと思います。一応年数×100万円を目標にしていたのですが、4年目で500万円達成したので、次からは年数×100+100万円を目標に頑張りたいと思います。どこまで行けるかはわかりませんが、行けるところまでは突っ走りたいです。
では5年目も頑張っていきたいと思います。
コメント
凄い伸びですね!
きっと継続的な努力があってのことだと思います。
自分も将来は独立して仕事しようと思っているので、大変参考になる記事でした。
ありがとうございますm(_ _)m
harublueさん、コメントありがとうございます。
そう言っていただけて大変うれしいです。
まだまだ頑張るつもりなので今後ともぜひ参考にしてください。