今回は大阪文化芸能国民健康保険組合の加入条件等について書きたいと思います。
と、その前になぜほかの健康保険組合ではなく大阪文化芸能国民健康保険組合にしたのかというと、そもそもゲーム専門の翻訳者が入れる健康保険組合がかなり少ないうえ、文芸美術国民健康保険組合などは入れたとしても組合加盟の各団体の会員になる必要があり、そのためにまた年会費数万円を払わなければならなかったりと、保険料を安く済ませたいのにそれでは本末転倒だと思い、そういった縛りのない大阪文化芸能国民健康保険組合に入りました。
では本題です。
大阪文化芸能国民健康保険組合の加入に注意が必要なもの
個人的に注意が必要だなと思った加入条件が三つありました。
- 紹介者が必要??
- 確定申告書の職業欄にちゃんと「翻訳業」と書いてある
- 組合の指定する地域に住んでいる
一つ一つ見ていきます。
紹介者が必要??
前回の最後に書いた通り大阪文化芸能国民健康保険組合のHPにある「新規加入の条件」にはこうあります。
現在当組合に加入されている紹介者がおられること
(書類に紹介者名をご記入いただきます)
私は友人が少なく翻訳仲間もいないので、当然組合に知り合いなんていません。しかし「※紹介者がいない場合にはご相談ください。」とHPに書いてあったので電話してみたところ、保証人の連絡先を書けば大丈夫と言われ、実家にいる父でも大丈夫かと聞いたところ問題ないとのことでした。ですので紹介者がいなくてもあまり心配しなくてよさそうです。
向こうにしてみても加入者が増えることはうれしいことですので、紹介者がいないからといって加入を断っていてはかなりの機会損失に思えるのでやらないと思います。
確定申告書の職業欄にちゃんと「翻訳業」と書いてある
これに関しては恐らく必須です、「翻訳業」でなくとも確定申告の職業欄に組合が指定する「加入できる職業」の記載がなければ加入できないように思われます。そのため副業で「翻訳業」をされていて主たる事業が別にある方は加入できないかもしれません。
組合の指定する地域に住んでいる
これも必須です、厳密には「住民票の住所が当組合の指定する地域(認可地域)内にあること」です。東京都と大阪府は全域で加入できるのですが、その他の都道府県はかなり限定的ですのでもし該当しない場合は加入を諦めるしかありません。
もう一つ注意点としては、法人成りした場合社会保険となるので加入資格を失います。それくらい稼げるようになれたらいいですね。
あとは住民票だったり身分証明書だったり特に注意する必要はないと思います。
個人的に手間取ったのは「ゆうちょ銀行の口座」です。大阪文化芸能国民健康保険組合では毎月ゆうちょ銀行の口座からのみ自動引き落としされるのですが、ゆうちょの口座は一人一つしか持てないので実家に取りに行く必要があったりと若干面倒くさかったです。
ちなみに私にご連絡いただいても大阪文化芸能国民健康保険組合の紹介者になるつもりはございませんので悪しからず。
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